“ハイブリット発電−その@”−「をあやつって」−

ハイブリット発電−そのA←クリックこちらも見て

参考資料(船橋市三山町の風況データ)
      平成16年1月8日
Time Speed(m/s) Hi Dir
6:40 3.6 7.6 NNW 7:10 4.O 8.O NNW 7:40 4.O 9.8 NNW 8:10 5.4 12.1 NNW 8:40 6.7 14.8 NNW 9:10 5.8 12.1 NNW 9:40 4.9 12.1 NNW 10:10 5.8 13.9 NNW 10:40 6.3 14.3 NNW 11:10 5.8 13.9 NNW 11:40 6.7 16.5 NNW 12:10 6.3 13.4 NNW 12:40 5.8 14.3 NNW 13:10 6.3 14.3 NNW 13:40 6.7 14.8 NNW 14:10 5.4 11.6 NNW 14:40 6.3 14.8 NNW 15:10 5.4 12.5 NNW 15:40 5.4 13.O NNW 16:10 4.0 10.7 NNW 16:40 4.5 8.9 NNW 17:10 4.5 10.7 NNW 17:40 3.1 8.5 NNW
ハイブリット発電所仕様(今回設置のシステム概要)
 風力発電機:  12VDC130W出力(風速13m/s時)
 バッテリー:  100Ah高サイクル密閉型メンテナンスフリー
 太陽電池:   55.7Wサイズ938×496×34(mm)
 1日平均発電量:平均風速5m/sの想定では約200Wh
 コントローラ: 充電・放電コントロール、発電W数表示
 制 御 盤:  放熱板を取り付け盤内温度の上昇に配慮
         日没感知電源ON機能

ハイブリット発電−系統図−(クリック参照)


 銚子に袖ケ浦に市原にお台場にと大型の風力発電所が続々と登場している。
 今、従来の高効率大容量発電とは発想を異にした、自然を利用したクリーンエネルギーの利用が脚光を浴びてきている。
 風力発電も太陽光発電も環境を汚染せずクリーンなエネルギーではあるが、両者の共通点としては「発電量の不安定」と「エネルギー密度が低い」ことが上げられる。
 そこでマイクロ風車を考える場合、マイクロ風車(1キロワット未満)は生活圏に近い場所に設置されることが多く、風況データも十分でないため、風力発電の不足分を太陽光発電で補い、安定した電源の確保が可能なハイブリットシステムが有効であると考えられる。
 2000年1月、協会では「今、なぜ太陽光発電なのか」の冊子を作成し、広く環境問題と新エネルギー利用をテーマに啓蒙を図ったところでありますが、経済的な逆風の中で、小容量のシンボル的な太陽光発電設備は存在するが、なかなか成長はしない。そこで、「千葉の街に風車で活気」をと思い、電車路線に沿って風が強い事に注目し、当社の駐車場にハイブリット発電所を設置した。
 設備概要は、コンクリートポール(12m)上に風車と太陽光発電パネルを設置し、風力発電には風速3.5mでも出力可能な騒音の少ないダイレクト発電による小型風力発電機(130W)を、また太陽光発電(55.7W)には、結晶系シリコン太陽電池を設置し、負荷設備の街灯の照明器具には球切れがなく効率の良いLED(2.2W×2)を使用した。
 現在の点灯時間は日没後から5時間とし、絶えずバッテリー(100Ah)が充電された状態を保つように計画した。又、直流電源を単相2線(100V、50〜60HZ)電源に変換し、災害等の停電時にはパソコンや携帯電話を接続し防災通信用の電源として利用するのが特徴である。
 効率の良い風力発電と太陽光発電のハイブリット発電を、単に街灯や防災通信用電源のみではな<、街の環境モニュメントに、さらには学校教材としての活用を考える必要がある。
 県内の自治体でも、新エネルギーによる発電(風力と太陽光のハイブリット型発電装置)で実体験できる装置を設置し、生徒・保護者の環境意識の向上を図ることを目的として、ビオトープの循環ポンプ用の電源として設置することも発表されている。
 このような社会的背景の中で、電業協会員自ら風力発電や太陽光発電についてのエキスパートになることを目指し、知識の研鑚を図ると共に先進メーカーとの連携により県市町村をはじめ学校関係に普及促進を呼びかけていくことを提案したいところである。
 設置に当たって注意すべき事項は、小さな設備であっても自然界の荒波にさらされる事を十分認識する必要があり、特に市街地に設置する場合次のような注意が重要と考えております。
 1 安全対策はどうか。        
 2 騒音振動の影響はどうか。      
 3 周辺の景観は配慮されているか。

 このハイブリット発電所は、京成電鉄「みどり台駅」ホームの南側で電車線路に沿って写真のように設置した発電設備である。風況データーはパソコンに蓄積しており、発電データー等ハイブリット発電に関するデーターも順次蓄積する予定ですので是非おでかけいただき、皆様方の参考になればと思う次第です。
 
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